「良い大学に行って、大手の有名企業に行くことが一番幸せ!」とは言えない時代になりました。
大手ではなく中小規模の企業で働きたい方や、斬新な事業をしてるベンチャー企業で働きたい方、
起業する方、個人事業主になる方など選択肢が本当に多い時代になりました。
今回は私がベンチャー企業に在籍していた経験から、
ベンチャー企業に向いている人と向いていない人についてお話をしたいと思います。
◆ベンチャー企業に向いている人
①柔軟性と適応力を持つ人
ベンチャー企業は変化が激しい環境で運営されます。昨日までやっていたことを
今日になったら終了している事などは日常茶飯事です。
それだけ日々変化をして成長をし続けるのがベンチャー企業というものです。
変化を楽しんで受け入れ、新しいアイデアにオープンな姿勢を持つ人は向いています。
②リスクを受け入れる覚悟と責任を持つ人
ベンチャー企業は大手・中小企業のようにある程度の余力(資金)がない場合があります。
自分の売り上げ=会社の存続の危機につながるので責任の度合いが違いますし、
企業の状態によってはいつ潰れるかわからないリスクを背負うことにもなります。
それを受け入れられるかどうかも1つのポイントです。
③めちゃめちゃ働ける人
大前提、ベンチャー企業はめちゃめちゃ働きます。
私もよく終電間際まで働いていました。
前述の通り、自分の売り上げ=会社の存続に関わるからです。
場合によっては土日返上で働くこともあります。(私も働いていました、、、)
ベンチャー企業は上場していない例が多く、働き方に規制がかかっていないところが多いです。
それをやりがいと呼べる人ならばベンチャーでの就職を強くお勧めします。
④多面的なスキルと知識を持つ人
ベンチャー企業では、限られたリソースで多くの異なる役割を担当することがあります。
入社3年目で主任、5年目でリーダーになるというのもざらにあります。
若い時に様々なポジションを経験できるのはベンチャー企業の魅力の一つでしょう。
そうした経験・スキルを活かしたい人、学びたい人にとってベンチャーは最適だと思います。
◆ベンチャー企業に向いていない人
①安定性を求める人
ベンチャーは創業して間もない企業が多いため、どうしても不確実な部分が出てきます。
安定した企業で毎回定時上がりをしたい人には不向きかもしれません。
②年功序列を好む人
ベンチャー企業には当たり前ですが年功序列はありません。
超実力社会なので部下が上司になることも全然あります。
逆に評価次第では降格になる事例もあります。
現に私が勤めていた会社でも降格になった先輩がいました。
③厳しいプレッシャーに耐えられない人
ベンチャー企業は超実力社会のため競争が激しく、予算達成のために全力を注ぐため、
とてつもないプレッシャーを背負うことになります。
若くしてそうした責任能力をつけたい人には良いかもしれませんが、
ゆったり仕事をしたい人には過酷の環境でしょう。
④しっかりボーナスを貰いたい人
ボーナスが手厚いかどうか。これは大手・中小企業とベンチャーの大きな違いだと思います。
もちろん実力主義のベンチャー企業は給料をインセンティブ制にしているところが多いです。しかし、逆に成績の悪い人はボーナスが雀の涙ほどしかもらえません。
実際私がいたところも月々の電気代くらいのボーナスしかもらえていない人もいました。
断言しますがボーナスをしっかり貰いたいのであれば大手、もしくは中小企業にいきましょう。
ベンチャー企業に向いているかどうかは正直やってみないとわからないと思います。
向いていない人でも職場環境が良ければ続ける人もいますし、
結果を出している人でも辞めてしまう人はすぐに辞めます。
全て個人の性格、価値観、キャリア目標に依存するからです。
就活生の皆さんは自分の強みや弱み、キャリアの優先事項を考え、慎重に
これからの選択肢を検討しましょう!
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